「静」と「動」のバランスを身に付る。

仕事中に手が空くことを許さない上司がいる。
「今何やってる?」

親や先生からもよく言われてきた。
「何やってるの!」

人生最大のムダは行動しないことである。
悩んでいるなら行動しよう。

そんな刷り込みのなかに居たように思う。

結婚、出産、輝く女性。
資格を取ってキャリアアップ。

前へ前へ、上へ上へ。

もちろん、行動したからこそ得たものも沢山あった。

けれどいつしか、動くことで常に何かを変えなくてはいけないと焦るようになっていた。

その場にとどまる事を自分に許可しなくなっていた。 流れが止まって、川が淀んでしまう事を恐れていた。

けれども、早すぎる流れでは溺れてしまうことがある。

「静」と「動」のバランス。動くときと止まるとき。最近、それを身に付けなくてはと思っている。

猫はよく、前脚を折り畳んで目をつぶっている。眠っているでもなく、ただ目をつぶっている。

かわいさもあって「何やってるの?」と聞きたくなってしまうけど「何かをやってないといけないの?」と聞き返されてしまいそうだ。

子供同士がふざけて「何やってんの〜?」「人間やってんの〜。」なんてのがあるけど、大人になった今、思いきりそれを言ってみたくなりました。


(ちなみに例の上司会社を辞めることになったのは、働きすぎだと家族に非難されたからだと言っていた。そこまではいいけど、それを職場の人達のせいにしていた。無理をして良き妻、良き母、良き嫁、良き上司を演じた人の結末はこうなるのだと勉強になったです。)

 

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私に戻る時間は、朝やってくる。
夏季限定の彼女。

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